こども大会からプロ棋士へ。
JTプロ公式戦に出場した
11名の歩み
将棋のプロ棋士の中には、子どもの頃からさまざまな大会で実戦経験を重ね、その後、プロの世界へ進んだ人がいます。JTグループが長年支援する「将棋日本シリーズ」にも、小学生以下を対象とした「テーブルマークこども大会」と、トップ棋士が公開対局を行う「JTプロ公式戦」があります。二つの催しは、同じ日に同じ会場で開かれており、JTグループによる継続的な支援のもと運営されています。
こども大会の優勝・準優勝経験者のうち、後にプロ棋士となりJTプロ公式戦に出場した棋士は11名います。藤井聡太竜王・名人、菅井竜也八段、斎藤慎太郎八段、永瀬拓矢九段、伊藤匠叡王、佐々木大地七段、佐々木勇気八段、近藤誠也八段、八代弥八段、服部慎一郎七段、増田康宏八段です。
本記事では、JT公式サイトの「テーブルマークこども大会 OB紹介」に掲載されている記録をもとに、11名がこども大会で残した成績と、その後のJTプロ公式戦への出場を紹介します。
- こども大会は2001年に創設。JTグループのテーブルマークの協賛は2012年から
- 本記事に記載しているタイトル・段位は2026年10月現在の情報です
将棋日本シリーズとは?
こども大会とJTプロ公式戦を
同日開催
「将棋日本シリーズ」は、日本将棋連盟が主催する国内最大規模の将棋イベントです。関東大会と大阪大会は日本将棋連盟が単独で主催し、その他の地区大会は日本将棋連盟と各地区新聞社が共催しています。
イベントは、トップ棋士が公開対局を行う「JTプロ公式戦」と、小学生以下が参加する「テーブルマークこども大会」で構成され、二つの催しは同じ日に同じ会場で開かれます。プロ公式戦にはJTが、こども大会にはJTのグループ企業であるテーブルマークが協賛し、JTグループとして将棋日本シリーズを支援しています。
こども大会とJTプロ公式戦、
二つの記録がつながる理由
こども大会の優勝・準優勝経験者からは、藤井聡太竜王・名人、菅井竜也八段、斎藤慎太郎八段、永瀬拓矢九段、伊藤匠叡王、佐々木大地七段、佐々木勇気八段、近藤誠也八段、服部慎一郎七段、八代弥八段、増田康宏八段の11名がプロ棋士となり、JTプロ公式戦に出場しています。11名のこども大会の実績は一様ではありません。
11名の記録は、以下の通りです。
こども大会出身でJTプロ公式戦に出場した11名
- 斎藤慎太郎八段
- 2002年度 岡山大会・低学年部門 優勝
- 菅井竜也八段
- 2003年度 岡山大会・高学年部門 優勝
2004年度 中国大会・高学年部門 優勝
- 永瀬拓矢九段
- 2003年度・2004年度 東京大会・高学年部門 準優勝
- 佐々木勇気八段
- 2003年度 東京大会・低学年部門 優勝
2004年度 東京大会・高学年部門 優勝
- 佐々木大地七段
- 2004年度 福岡大会・低学年部門 優勝
- 八代弥八段
- 2005年度 静岡大会・高学年部門 準優勝
- 近藤誠也八段
- 2006年度 東京大会・高学年部門 準優勝
- 増田康宏八段
- 2006年度 東京大会・低学年部門 優勝
2007年度 東京大会・高学年部門 優勝
- 伊藤匠叡王
- 2010年度 東京大会・低学年部門 優勝
- 藤井聡太竜王・名人
- 2011年度 東海大会・低学年部門 優勝
- 服部慎一郎七段
- 2011年度 北陸・信越大会・高学年部門 優勝
- 棋士のタイトル・段位、大会年度、地区、部門および成績は、JT公式サイト「テーブルマークこども大会 OB紹介」の掲載表記に基づきます
- こども大会出身でJTプロ公式戦に出場した人数は2026年10月現在の情報
一覧を見ると、複数の年度や部門にわたって成績を残した棋士がいることがわかります。
例えば、菅井竜也八段は2003年度の岡山大会と2004年度の中国大会で2年続けて高学年部門を優勝。永瀬拓矢九段は2003年度と2004年度の東京大会で2年続けて高学年部門準優勝でした。また、佐々木勇気八段と増田康宏八段は、低学年部門と高学年部門の両方で優勝しています。
もちろん、こども大会で優勝・準優勝したことが、プロ入りを約束するわけではありません。ここで紹介しているのは、こども大会で成績を残した11名が、後にプロ棋士となり、同じ将棋日本シリーズのJTプロ公式戦に出場したという記録。子どもの頃に参加した「こども大会」と、プロ棋士となってから出場した「JTプロ公式戦」。異なる立場で参加した二つの大会の記録が、同じ将棋日本シリーズの中に残っています。
こども大会とJTプロ公式戦は、参加者や対局の位置づけこそ異なりますが、こども大会の記録を起点に棋士の歩みをたどることで、二つの大会が、年月を超えてつながっていることが見えてきます。こうした記録の積み重ねは、JTグループが長年継続してきた将棋文化支援によって残されてきたものでもあります。
記録と映像で、
棋士たちの歩みをたどる
11名の棋士たちの歩みやこども大会での成績はJTグループが発信する各種コンテンツでより深く知ることができます。「テーブルマークこども大会 OB紹介」ページでは大会経験者へのインタビューを掲載しています。
さらに、JTプロ公式戦の対局アーカイブはYouTube「JT公式チャンネル」で、そのほかの将棋日本シリーズのコンテンツは「将棋日本シリーズ公式チャンネル」で発信しています。こども大会で残した記録を確かめ、その後プロ棋士となった棋士の対局を観る――時間を隔てた二つの記録を、現在もオンラインでたどることができます。
こども大会での成績と、JTプロ公式戦への出場。11名の棋士の記録をたどると、子どもの大会とトップ棋士の公式戦が、同じ将棋日本シリーズの中で年月を超えてつながっていることがわかります。
「将棋日本シリーズ」が始まった1980年以来、JTは将棋を愛するすべての人を、そして「好き」を楽しむすべての人を応援してきました。JTグループは、これからも「好きとともに。」という想いのもと、将棋日本シリーズを支援していきます。
よくある質問
- Q. こども大会の出場者からプロ棋士になった棋士はいますか?
- はい。こども大会の優勝・準優勝経験者のうち、11名が後にプロ棋士となり、JTプロ公式戦に出場しています。藤井聡太竜王・名人もその一人です。
- Q. 藤井聡太竜王・名人はこども大会で優勝しましたか?
- はい。藤井聡太竜王・名人は、2011年度の東海大会・低学年部門で優勝しています。
- Q. こども大会とJTプロ公式戦は同じ日に開催されますか?
- はい。二つの大会は、同じ将棋日本シリーズの中で、同日・同会場で開催されます。
- Q. こども大会で優勝するとプロ棋士になれますか?
- いいえ。こども大会での優勝・準優勝は、プロ棋士になることを保証するものではありません。この記事で紹介している11名は、こども大会で成績を残した後、プロ棋士となり、JTプロ公式戦に出場した棋士です。
- Q. 「JTプロ公式戦」に出場した棋士の、こども大会の成績はどこで確認できますか?
- JT公式サイトの「テーブルマークこども大会 OB紹介」で、紹介されている棋士の過去の大会成績を確認できます。

