「JTの森 積丹 ~海を育む水源の森に~」
北海道積丹町との森林保全協定を5年間延長

2021/03/25

JTは、2020年11月末に満了を迎えた 「JTの森 積丹別窓で開く 」について、北海道積丹町との森林保全協定を2021年4月から2026年3月までの5年間延長し、2期目の活動を開始します。

JTの森積丹


「JTの森 積丹」は2010年より10年間、北海道庁が推進する「ほっかいどう企業の森林づくり」事業を活用して森林保全活動を行ってきました。2010年からの活動では、地域の方々や関係団体と連携し、毎年JTグループ従業員が地元のみなさんと共同でボランティアとして作業を行う「森づくりの日」や、固有種を含む生態系維持の観点から、生態系調査やその調査結果の公表といった取り組みを推進してきました。
2期目においては、植樹および間伐等の森林整備を継続しつつ、森林の利活用や木育教室の開催等を通じて、幅広いステークホルダーと共に環境保全や地域社会との交流を推進します。そして、地域社会の振興と発展に寄与することを目的として、様々な活動を展開していきます。

これに伴い、3 月25 日に札幌市において、北海道水産林務部長立会いの下、積丹町長、JT執行役員(渉外担当)が出席し、ほっかいどう企業の森林づくり「JT の森 積丹 ~海を育む水源の森に~」協定書調印式を行います。

JTグループは、責任ある地域コミュニティの一員として、自然・社会・人間の多様性に価値を認め、包摂的かつ持続可能な地域社会の発展を目指し、幅広いステークホルダーとともに、社会課題の解決に向けて取り組んでいます。
今後も、健全で豊かな自然環境が将来の世代に引き継がれるよう、より良い環境の創造に向けて積極的な取り組みを進めていきます。

【実施内容】

名 称 概   要
JT の森 積丹 ~海を育む水源の森に~ 実 施 地:北海道積丹郡積丹町有林 (美国町、婦美町、余別町)
面 積 :349.38ha
森林概要:カラマツ林、広葉樹主体の二次林
活動内容:
(1) 森林整備事業
間伐・更新伐・造林・下刈り
(2) 森林利活用事業
① 地元の新たな名産品である「積丹GIN」との連携に向けた森林の有効活用
② 森林アクティビティと観光事業の連携
③ 間伐材等利活用の推進
④ 積丹町小学生を対象とした地域環境教育の開催
(3) 森づくりの日参画事業
JTグループ従業員等と地域の方々による森林保全活動(木育教室)の開催
活動期間:2021 年4 月1 日より 5年間

*積丹町について
積丹町は日本海に面した積丹半島先端に位置し、国定公園に指定される美しい海と景観、特産のウニ漁などで知られる町です。活動の対象となる町有林は、美国川、積丹川、余別川の3つの流域に位置し、川や海とつながりの深い立地です。

*JTの森別窓で開くについて
「JTの森」は、JTが「Rethink PROJECT」の一環として、パートナーシップを基盤に地域社会に根差して取り組んでいる活動です。「JTの森」は全国9か所にて展開しており、自治体、森林組合等との連携、従業員ボランティア参加型の森林保全活動を通じた地域コミュニティとの交流を特徴としています。

*Rethink PROJECT別窓で開くについて
「視点を変えれば、世の中は変わる。」当たり前をもっと深く考える。「Rethink PROJECT(リシンク・プロジェクト)」は、JTによる地域社会の課題解決に取り組むプロジェクトです。「Rethink PROJECT」として、地域の皆さまとパートナーシップを組み、地域に根差した施策を有機的に繋げることで活動の発展を目指しています。