お客様の期待を超える価値創造(RRP)

RRPには、加熱式たばこ、e-vapor、無煙たばこなどが含まれます。これらは、たばこ葉を燃焼させない製品であり、喫煙に伴う健康リスクを低減させる可能性があるものと考えています。

RRPに係る科学的知見の透明性

JTグループは、喫煙に伴うリスクを低減する可能性のある製品の研究開発に取り組んでいます。よりリスクを低減することが可能な製品を開発し、お客様が適切な情報に基づいて製品を選択できるよう、研究とイノベーションへの投資に注力しています。

また、製品の含有成分を知りたいというお客様のご要望に応えるため、公開が義務付けられていない場合でも、大半の製品に関する研究結果や原材料の情報をウェブサイト上で公開しています。当社グループは製品に係る透明性確保の重要性を認識しており、その実現に向けて取り組んでいます。

私たちは公衆衛生の専門家、規制当局、科学者、たばこ業界が協力することで、RRPに関わる科学的知見の飛躍的な発展が実現できると確信しています。お客様に正確な情報とより良い選択ができる環境が整備されることで、当社グループの RRP 製 品の有するさまざまなメリットを享受いただけるものと考えています。

RRPに関わるサイエンスについては、JTインターナショナルのウェブサイト別窓で開く(英語)をご覧ください。

RRPの調達

JTグループは、RRPデバイスの調達に特化した専任のRRP調達チームを設置しています。RRPデバイスは、第三者の受託製造業者(サプライヤー)によって製造されていますが、当社グループでは責任ある調達の実現に向け、サプライヤーと協働しており、サプライヤーが独自にエレクトロニクスバリューチェーン上のサステナビリティ課題の特定と対応に取り組めるよう、支援を行っています。

当社グループは、責任ある企業同盟(RBA)のメンバーとして、RBAの行動規範に則り、さまざまな手法を活用して当社グループ製品の責任ある製造の担保に取り組んでいます。当社グループの全Tier1サプライヤーについては、RBA検証済み監査プログラムの一環として、独立した第三者機関による監査を受けています。こうしたサプライヤーとの協働の結果、2024年には全Tier1サプライヤーが160ポイントを超える監査スコアを獲得し、RBAが行う監査の各国の平均スコアを上回りました。

2024年には、当社グループの製品に含まれる金属の責任ある調達への取り組みとして、紛争鉱物に関する声明を策定しました。当社グループでは、経済協力開発機構(OECD)が採択した「OECD紛争地域および高リスク地域からの鉱物の責任あるサプライチェーンのためのデュー・ディリジェンス・ガイダンス 」に沿ってデュー・ディリジェンスを実施しており、責任ある鉱物イニシアチブ(RMI)によって提供されているツールを利用し、サプライチェーン下流までの可視化を図っています。2024年はこの取り組みを徹底し、バリューチェーン上のすべての製錬業者と精製業者が業界で認められた制度に沿って監査を受け、鉱物や金属の調達に伴う人権侵害などのリスクがないことを確認しました。

また、2024年にはRRPの調達ガバナンスを強化し、複数の調達先でサステナビリティ課題への対応能力向上を図る取り組みを実施しました。

鉱物紛争に関わる声明についてはこちら別窓で開く(英文)をご覧ください。

RRPの調達の詳細については、JTインターナショナルのウェブサイト別窓で開く(英語)をご覧ください。


お客様の期待を超える価値創造に関するその他の情報は以下をご覧ください。

RRP展開市場の拡大に関する進捗はこちら別窓で開くをご覧ください。

今後のRRPの見込み、 RRPの資源循環、 その他RRP製品の詳細などについては統合報告書2025をご覧ください。

廃棄物の管理については、JTインターナショナルのウェブサイト別窓で開く(英語)をご覧ください。

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