電子たばこ

概要

たばこ葉を使用せず、装置内もしくは専用カートリッジ内の液体(リキッド)を電気加熱させ、発生する蒸気(ベイパー)を愉しむ製品です。リキッドには、ニコチンを含むものもありますが、日本国内では、ニコチンを含まないものが一般的です。

発祥

現在の電子たばこの原型となる製品は2003年に世に登場し、その後、様々な形態の製品が開発されるようになりました。
近年は、欧米を中心に世界的に普及しており、今後のさらなる市場拡大が期待されています。

構造

電子たばこは、一般的に、加熱用電池であるバッテリーと、液体(リキッド)の容器であるカートリッジ、液体を熱して蒸気を発生させるアトマイザー、発生した蒸気の吸い口、などから構成されます。リキッド部分は、自分で液を補充するタイプや、液入りの容器ごと交換するタイプなどがあります。

電子たばこは「たばこ」ではない?

電子たばこは、たばこ葉を使用しておらず、日本国内では「たばこ製品」として販売されているものはありません。ニコチンを含むリキッドは「医薬品」、ニコチンを含むリキッドを吸引する器具は「医療機器」と、それぞれみなされています。
ただし、海外では電子たばこを「たばこ」として扱っている国もあります。

形状について

電子たばこには、紙巻たばこのような形状をしたシガレット型や、比較的大振りな形状をしたタンク型など、さまざまなバリエーションがあります。

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