企業活動と医療機関等の関係の透明性に関する指針

当社医薬事業においては、「国際的に通用する特色ある研究開発主導型事業の構築」、「オリジナル新薬の開発を通じての存在感の確保」を目指し、研究開発に取り組んでいます。

研究開発型製薬企業の使命は、新薬の継続的な研究開発と安定的な供給を通して世界の医療と人々に貢献し、「患者中心の医療の実現」に寄与することです。この使命を果たすために、当社は、大学や医療機関等の学術研究機関と連携して多様な活動を行っており、その連携は不可欠なものとなっています。

一方で、これらの連携活動の中には、対価としての金銭の支払いが発生する活動もあります。当社は、薬機法をはじめとする法規制は当然のことながら、業界の定める自主基準や関係諸規範及びその精神に基づき、医療機関等との関係の透明性の確保に努めておりますが、連携活動が盛んになればなるほど、医療機関等に何らかの影響を及ぼしているのではという懸念を持たれる可能性を否定しきれません。

そこで当社は、高い倫理性を担保したうえで医学・薬学をはじめとするライフサイエンスの発展に寄与していることについて広く理解を得ることを目的として、業界自主基準等も参考にしながら本指針を策定し、医薬事業における医療機関等との関係についての情報を次のとおり公開いたします。

当社医薬事業は、本指針に基づき医療機関等との関係の透明性を確保するとともに、日々の事業活動を通じて社会的使命を果たしてまいります。