早わかり将棋入門
将棋とは
将棋ってどんなゲーム?
将棋は、こどもたちにとってかけがえのないことがたくさん詰まった日本伝統の頭脳ゲームです。
自分の力でつかむ勝利の喜びや負ける悔しさ、相手を思いやる優しさなどを学ぶことができます。
将棋はこんなゲーム
将棋とは、8種類・計40枚の駒を動かして相手の「玉将(ぎょくしょう)」または「王将(おうしょう)」を詰ませた(動けなくした)方が勝ちとなるゲームです。
将棋は2人で遊ぶゲーム
将棋は2人で遊ぶゲームです。8種類・計20枚の駒を決まった位置に並べてスタートし、交互に1手ずつ駒を動かして進めます。先に動かす人を「先手(せんて)」、後の人を「後手(ごて)」と呼びます。先手・後手はじゃんけんや「振り駒」で決めましょう。
9×9=81マスが舞台
将棋盤のマスは、全部で81マス。また、自分から見て下から3列目までを「自陣(じじん)、上から3列目までを「敵陣(てきじん)」と言います。
タテの列を「筋(すじ)」、ヨコの列を「段(だん)」と呼びます。右から左へ「1筋、2筋、3筋…」、上から下へ「一段、二段、三段…」と数えます。なお、ゲームをスタートするときの駒の位置は、下の図のようになっています。


駒は8種類・合計40枚
ゲームが始まるとき、自分で使える駒は全部で8種類・計20枚。「玉将(または王将)」「飛車(ひしゃ)」「角行(かくぎょう)」がそれぞれ1枚。「金将(きんしょう)」「銀将(ぎんしょう)」「桂馬(けいま)」「香車(きょうしゃ)」が2枚ずつ。そして、「歩兵(ふひょう)」が9枚となります。相手の駒も同じく20枚なので、合計40枚の駒でゲームを進めることになります。