加熱式たばこ

概要

たばこ葉を使用し、たばこ葉を燃焼させず、加熱により、発生する蒸気(たばこベイパー)を愉しむ製品です。
なお、「T-vapor」といった呼び方もされています。

発祥

加熱式たばこは、近年、新しいたばこのスタイルとして販売が開始され、市場での拡がりを見せています。

構造

Ploom(加熱式)の場合

with(インフューズド)、プルーム・テックの場合

加熱式たばこは、たばこ葉の加熱方法も製品によって異なります。
「プルーム」は加熱式でヒーターでたばこ葉を直接加熱しています。「ウィズ」はたばこ葉を直接加熱せずに液体(リキッド)を加熱・霧化してたばこ葉を通過させるインフューズドテクノロジーを採用しています。いずれも、加熱用のバッテリーと専用のたばこが必要で「ウィズ」には、蒸気を発生させる液体(リキッド)が加わります。

電子たばことの違い

加熱式たばこは、たばこ葉を使用している点において電子たばこと大きく異なり、たばこ葉本来の味・香りを愉しめるという特徴があります。なお、バッテリーなどの器材は、たばこ用具として販売されています。
電子たばこは、たばこ葉を使用しておらず、日本国内では「たばこ製品」として販売されているものはありません。

火を使わない、灰も出ない

加熱式たばこは、火を使わず燃焼による煙が発生しないため、たばこの煙のニオイがせず、灰も出ないといった特徴があります。

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