環境と私たちの製品

私たちはバリューチェーン全体の環境負荷をさらに軽減するため、製品設計や開発の改善、責任ある調達、製品やサービスの効率的提供、新しい技術や手法の導入などの取り組みを推進しています。

JTグループ環境計画2030で掲げたように、プラスチックなど、製品と容器包装に使用する材料の適正利用、適正処理に向けた目標およびアクションプランを現在策定中です。すでに、以下のようなさまざまな取り組みを開始しました。

たばこ事業

責任あるリサイクルと廃棄に向けてのRRPの取り組み

JTグループはお客様により多くの選択肢を提供するため、多くの国でRRP*を展開しています。燃焼を伴う従来のたばこ製品とは異なり、RRP*は電子部品の廃棄物が生じるなど、JTグループにとってこれまでとは違った環境への対応が必要となっています。

JTグループは、事業活動のあらゆる場面において環境保全に努めており、市場のニーズに合った形で、リサイクルや廃棄の取り組みを展開したいと考えています。2019年には、廃棄物管理・リサイクルのための社内ガイドラインを策定しました。このガイドラインをベースに、各マーケットで適切な取り組みを決定・実行しています(*E)。

使用済みの製品を安全にリサイクルしたり、廃棄したりすることができるよう、一部のマーケットでは、使用済み製品を回収する仕組みを構築しています。以下の事例のように、こうした仕組みは、現地のニーズに合うよう設計されています。

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Reduced-Risk Products(RRP):喫煙に伴う健康リスクを低減させる可能性のある製品

ケーススタディ

・日本でのPloomの取り組み

日本のいくつかの地域では、使用済みのデバイス、カプセル、カートリッジのリサイクルへ、お客様により負担なくご協力いただけるよう、一部のPloom製品販売店の店頭にリサイクルボックスを設置しています。

このプログラムは、25万人以上のお客様にリサイクルボックスをお送りした、2017-2018年のパイロットプログラムを大幅に拡張したものです。

2019年には、使用済みのカプセルとカートリッジに加えて、使用済みのPloomデバイスの回収を開始しました。この取り組みは、リサイクルに対するお客様の関心に応え、存在感を増すRRPによる環境への負荷を軽減することを目的としています。

お客様からご好評をいただいたことから、今後もさらに包括的なリサイクルと廃棄物管理に取り組んでまいります。

日本でのPloomの取り組み

 

・2019年の主な成果

約300店にリサイクルボックスを設置

・スイスでのLogicの取り組み

スイスではオンライン購入のお客様向けにLogicのリサイクルプログラムを実施しています。FSC認証紙製*のLogicリサイクルボックスを注文、使用済みポッドを同封していただければ、送料無料で返送できます。

また、スイス全土でLogic製品の販売店舗に「ポッドポイント」を設置し、使用済み製品を店頭で回収できるようにもしています。

回収された製品はスイスの国内法規に則ってリサイクルされています。

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Forest Stewardship Council (森林管理協議会)の基準を満たし、認証を受けた紙製品

スイスでのLogicの取り組み

 

・2019年の主な成果(実施期間3-12月)

3,600個以上のリサイクルボックスの注文を受付
440個以上のリサイクルボックスが返送

マナーの取り組み

たばこのポイ捨ては、お客様一人ひとりが吸い殻に責任を持つ意識を高めるため、さまざまな関係者と協力して取り組む必要のある問題です。そのため、以下のように、いろいろな取り組みを展開しています。

ケーススタディ

・「ひろえば街が好きになる運動」

日本では「ひろえば街が好きになる運動」という清掃活動を2004年から行っています。自治体、ボランティア、各催事の実行委員会や協働団体など、さまざまな人たちとゴミをひろう活動です。これまでの開催回数は2,000回以上、協働団体数は4,000を超え、参加者は190万人を超えました。

私たちは『ひろう』という体験を通じて、『すてない』気持ちを育てたい。もっともっとすてない人を増やしたいと思います。

「ひろえば街が好きになる運動」

 

・2004年以降の主な成果

開催回数 2,000回以上
参加者数 190万人以上
協働団体数 4,000以上

・ポイ捨てに取り組む「市民アンバサダー」

ポイ捨てに取り組む「市民アンバサダー」

 

包装材

資源循環(サーキュラーエコノミー)への取り組み

2020年7月、JTおよびTSネットワークとサプライヤーが協業し、流通過程で発生する使用済みの段ボールの全量を古紙として回収し、段ボール製造に活用する仕組みを確立しました。段ボールの購入から廃棄までという従来のプロセスを拡大し、使用済み段ボールの再資源化とリサイクル段ボールの購入まで含む、循環型プロセスになっていることが特徴です。

JTグループとサプライヤーの協業により実現された包括的なリサイクルであり、使用済み段ボールの廃棄ロスを防止するとともに、リサイクル包材のさらなる利用促進につながります。

私たちはこの取り組みを通して、JTグループのリサイクル率向上を図るとともに、段ボール製造における資源循環に貢献してまいります。

資源循環(サーキュラーエコノミー)への取り組み

EUの使い捨てプラスチック製品規制指令

加工食品事業

容器包装の削減・減量化

テーブルマーク株式会社では、一部のパックごはん商品の容器包装形状を見直し、従来品と比較して、包装材使用量を約10%削減しました。これにより物流におけるエネルギー使用量の軽減や、家庭から出るごみの削減などに貢献しています。