ステークホルダー・エンゲージメント
ステークホルダーとのエンゲージメントは、長期的に持続可能な事業活動を営んでいく上で不可欠なため、私たちはさまざまなステークホルダーと日常的に対話を行っています。私たちにとっての主要なステークホルダーグループとどのようにエンゲージメントを行っているかを以下でご紹介します。
販売店様とお客様
-
販売活動を通じ、販売店様やお客様のニーズや好みを日々より的確に把握するように努めています(例えば、販売店様を訪問したり、法律で認められている国ではお客様のニーズを聞きながら新製品のサンプリングを行っています)。
-
お客様相談センターでは、製品や事業に関するお客様からの問い合わせに対応しています。
-
RRP(Reduced-Risk Products)の開発に当たっては、お客様*の声に耳を傾け、お客様に選択していただける高品質な製品を幅広く提供するようにしています。
詳細はこちらをご覧ください:お問い合わせ/製品とサービスについて
- *
-
たばこ事業における「お客様」は喫煙可能な成人のお客様を意味します。なお、喫煙可能年齢は、各国の法令により異なります。日本では20歳未満の方による喫煙は、法律で禁じられています。
株主
-
年次株主総会では、株主の皆様への丁寧な業績説明を行っています。
-
機関投資家との間で定期的に行っている会合では、投資家の方々が関心の高い事項について議論しています。
詳細はこちらをご覧ください:株主様
従業員
-
定期的な従業員意識調査をベースとする取り組みにより、従業員の満足度の継続的向上に努めています。
-
業績評価面談を通じ、従業員は、希望するキャリアについて上司と定期的に話し合うことができます。
-
JTグループの行動規範の策定の際は、従業員の声を採り入れています。また、行動規範の違反が懸念される場合は、相談・通報制度を通じて、匿名性が担保された形で通報することが可能です。
-
海外たばこ事業では、毎年開催されるサステナビリティ・アワード(英語)の場で、各従業員のサステナビリティに関する取り組みや新しいアイデアの共有を図っています。
サプライヤー
-
すべてのサプライヤーの皆様に対して、JTグループサプライヤー行動規範の遵守をお願いしています。サプライヤー選定に当たっては、品質、サービス、価格だけではなく、従業員の労働安全衛生の確保など、ESGに関連した基準を遵守しているかどうかも考慮しており、JTグループ調達基本方針にもそれを明記しています。
-
たばこ事業では、耕作労働規範(ALP)を通じ、葉たばこ農家をサポートしています。ALPを通じたJTグループと葉たばこサプライヤーの皆様との協働により、葉たばこ耕作地における潜在的な労働問題を特定することができ、葉たばこ農家の労働慣行の改善にも役立っています。
-
葉たばこ以外の材料品等については、主要なサプライヤーの皆様と緊密に協力し、双方が長期的に事業を成長させていけるよう努めています。
詳細はこちらをご覧ください:サプライチェーン
事業者関係団体
-
事業者関係団体への参加に際しては、私たちにとってだけでなく、他の加盟企業にとってもよりよい事業環境が創出できるよう、ワーキンググループや方針策定委員会に参加しています。
地域コミュニティ
-
包摂的かつ持続可能な地域社会の発展を目指し、事業を展開する国・地域においてさまざまな慈善団体と連携し社会貢献活動に取り組んでいます。
-
被災地における支援活動や、災害に強いまちづくりへの支援を行っています。
詳細はこちらをご覧ください:社会的責任の発揮
NGOやNPO
-
社会貢献プログラム実施のため、NGOやNPOと協働しています。
-
葉たばこ耕作コミュニティを支援する団体とパートナーシップを結び、社会的課題に対応しています。
詳細はこちらをご覧ください:社会的責任の発揮/葉たばこ耕作コミュニティ
政府・規制当局
-
私たちの事業や社会に影響を与える規制については、政府や規制当局とオープンで透明性の高い対話を行っています。
-
規制当局者との対話に当たっては、JTグループの行動規範にも明記されている贈収賄禁止の方針を厳守しています。
-
たばこ製品等の不法取引を撲滅するため、各国政府との協力を強化していきます。
詳細はこちらをご覧ください:不法取引の防止