え?そうだったのJT

Q1.たばこ事業はこれからどうなるの?

たばこ市場は右肩下がりではないかと思われがちですが、実は、JTは国内市場では高い競争優位性を保持し、さらに海外市場ではますます存在感を増しています。その成長余力は大きいのです。

世界第3位のJTのたばこ事業

「たばこ事業は、これまでのように大きく成長することはもうないのではないか。」

こうしたお声をお客様・投資家様からお聞きします。しかし、高い競争優位性を保持する国内たばこ事業と、これからご紹介する海外たばこ事業の飛躍的な成長によって、JTのたばこ事業は持続的に成長しており、現在、世界第3位のポジションに位置しています。

国内たばこは高い競争優位性を保持する利益創出の中核事業として、海外たばこ事業は利益成長の牽引役であるもう一つの中核事業として位置づけ、たばこ事業全体では、JTグループの利益成長の中核かつ牽引役として中長期に亘って一桁台半ばから後半の利益成長の実現を目指しております。

たばこ世界販売数量(2015)

引き続き、事業投資最優先という戦略のもと、製品ポートフォリオの拡充や海外市場における地理的拡大により、さらなる利益成長を図るとともに、世界No.1のたばこメーカーを目指していきます。

海外で躍進するたばこ事業 世界各国でトップクラスのシェアを獲得

JTの利益成長の牽引役、それが海外たばこ事業です。
M&A機会を有効に活用し、事業基盤を獲得、拡充した結果、現在では世界の130を超える国と地域で事業を展開しています。

「Winston(ウィンストン)」「CAMEL(キャメル)」 「LD」 「MEVIUS(メビウス)」といったグローバル・フラッグシップ・ブランド(GFB)を中心として事業戦略を遂行し、収益性、シェアともにトップクラスのマーケットをすでに多数保有しています。

グローバル・フラッグシップ・ブランド(GFB)のなかでも、「MEVIUS(メビウス)」は、2013年に「MILD SEVEN(マイルドセブン)」から名称を刷新し、グローバルNo.1プレミアムブランドを目指す攻めの戦略に舵を切りました。「MEVIUS」は、引き続き、積極的に展開市場を拡大していきます。

MEVIUS

JTのこうしたブランド戦略は、その高い品質に裏打ちされたポートフォリオに基づき推進されています。世界レベルでのブランドの一貫性を維持しつつ、国や地域で異なる市場特性やお客様の細かなニーズや嗜好にいかに対応していくか。この両方を最大限に満たせるバランスが、ブランドポートフォリオと呼ばれるものです。私たちは絶えずこのブランドポートフォリオの最適化に心血を注いでいます。

その一方で、事業活動への影響を極小化すべく、製品成分やパッケージに対する製品規制や喫煙エリアの規制など、将来的なリスクに対しても、グローバル規模で適切な施策を展開しています。

リスク低減製品をたばこ事業の成長と柱に位置付け、優先的な資源配分を実施

近年、たばこ葉を燃焼させず加熱により発生する蒸気(たばこベイパー)を愉しむT-Vapor製品や、たばこ葉を用いずリキッドを加熱して発生する蒸気を愉しむE-Vapor製品等の市場規模が様々な市場で拡大しており、今後も成長していくものと思われます。

JTグループでは、たばこ葉の燃焼に伴う煙が発生しないT-Vapor製品やE-Vapor製品等は、喫煙に伴う健康リスクを低減させる可能性のある製品「Reduced-Risk Products, RRP(リスク低減製品)」と考えています。

Ploom(プルーム)

 私たちは「Reduced-Risk Products, RRP(リスク低減製品)」を通じたお客様満足の向上は、株主・社会・私たちの事業にとって有益なものになると認識しており、「Reduced-Risk Products, RRP(リスク低減製品)」をたばこ事業の成長の柱と位置づけ、優先的な資源配分を実施し、より多くのお客様に選択頂ける製品の開発に注力していきます。

具体的には、T-Vaporにおける高温加熱製品と低温加熱製品、E-Vapor製品の3つのカテゴリーの開発に注力し、それぞれのカテゴリーにおいて商品パイプラインの充実に取り組んでいきます。

高温加熱製品は、最速で2018年末から19年初頭にかけて日本市場で新規投入を検討しています

低温加熱製品は、2018年2月末時点でPloom TECHを日本を含む4カ国で展開しています。Ploom TECHは、たばこ葉を燃やさず、高温で加熱もしない、JT独自の“低温加熱方式”による「たばこの煙のにおいがしない」「クリアなたばこの味わい」「シンプルな操作性」などの特徴を有しており、多くのお客様にご好評いただいております。また、日本国内においてはPloom TECHのみ使用可能な「No Smoking, Ploom TECH ONLY」を提供する店舗が着実に増加しており、環境整備やPloom TECHへの理解促進も進捗しています。

E-Vapor製品は、2018年2月末時点でLogicブランドを10か国で展開しています。今後も引き続き新たなイノベーティブな製品開発と迅速な製品投入によりブランドポートフォリオを拡充していくと同時に、新たなマーケットへの迅速な参入を進め、地理的拡大を推進していきます。

JTグループは、「Reduced-Risk Products, RRP(リスク低減製品)」に注力し、お客様の多様なニーズに応える商品を提供するとともに、製品に関する情報を積極的に発信していきます。

このページは、株主の皆様に事業を説明する目的で作成されたものです。お客様へのたばこの販売促進もしくは喫煙を促す目的ではありません。