持続可能なサプライチェーンの構築

サプライチェーンを適切に維持管理していくことは、事業の持続可能性にとって不可欠です。社会や環境に対する負の影響を軽減するため、JTグループはステークホルダーと緊密に協力しています。

グループの製造工場では紙巻たばこやその他たばこ製品を製造しており、RRPの一部製造も行っています。使用する葉たばこの約半分をJTグループが直接契約する農家から調達し、残りを葉たばこディーラーから調達しています。

サプライチェーン全体を最も高いレベルで持続可能かつ誠実なものとし続けるため、すべてのサプライヤーへJTグループの調達方針と規範の遵守をお願いしています。

目指す姿

私たちは、環境・社会面でのリスク低減に取り組み、サプライチェーン全体で透明性と責任ある行動を実践します。

中期取り組み目標(KPI)および進捗

・耕作労働規範

2025年までにすべての葉たばこ調達国において耕作労働規範(ALP)プログラムを導入します。

  • 2019年において、直接契約、または葉たばこディーラー経由に関わらず、JTグループに葉たばこを供給する全てのサプライヤーのうち、81%がALP実施状況を報告しました。【直接契約農家においては58%*1、葉たばこディーラーにおいては98%にALPプログラムが導入されました。葉たばこディーラーより集約したデータは、インドと中国を除きます。】

  • 購入数量のうち74%が、ALPプログラムに取り組んでいる農家によって耕作されました。

・サプライヤー審査

2023年までに、すべての主要サプライヤーを環境、社会、ガバナンスの評価項目に照らし審査を実施します。

  • 2019年末現在、海外たばこ事業の主要サプライヤーの67%をESG(環境・社会・ガバナンス)の指標に照らし合わせて審査しました。

・温室効果ガス排出量

2030年までに事業活動由来GHG排出量を2015年比35%、葉たばこ調達関連排出量を40%削減します。

  • 2015年比で事業活動由来の温室効果ガス排出量を17.4%削減しました。葉たばこ調達関連の排出量は17.9%増加しました*2

・水資源・廃棄物

2030年までに、事業活動由来の水使用量を2015年比15%、廃棄物発生量を20%削減します。

  • 2015年比で事業活動由来の水使用量を9.7%、廃棄物発生量を6.3%削減しました。

・森林保全

2030年までに、直接契約葉たばこ農家が葉たばこ乾燥工程で使用する自然林由来の木材を全て再生可能な燃料源に転換します。

  • 2019年において、タンザニア、ザンビアおよびブラジルで植林を実施し、この効果として自然由来の木材による再生可能な燃料源への転換は、2026年までに59%に達する見込みです。

*1

2018年の96%から2019年の58%への減少は、2018年の買収により対象となる直接契約農家数が拡大した影響によるもの。

*2

葉たばこ調達関連排出量の主な増加要因は、ザンビアとタンザニアにおける葉たばこ調達量の増加に由来する。現地にて葉たばこ乾燥工程の燃料源としている木材の使用量が増加するため。2022年以降、乾燥工程そのものの改善や再生可能な燃料源への転換など、現在推進している排出量削減取り組みによる削減効果が発現する見込み。

たばこ事業のサステナビリティ戦略に関する進捗はこちらをご覧ください。

たばこ事業のバリューチェーンにおける環境負荷軽減

温室効果ガス排出量、水資源・廃棄物、森林保全についての取り組みは、こちらをご覧ください。海外たばこ事業の取り組みについては、JTI.com(英語)別窓で開くをご確認ください。