コーポレートR&D組織:D-LAB

JTグループは、不確実な未来を前に問いを立て、変化に適応するだけでなく、変化を生み出し、進化へとつなげる取り組みを重ねてきました。その中でD-LABは、そうした組織能力を基盤に、中長期の時間軸で試行と検証を重ねる実践の場です。「心の豊かさ」という領域の未来を探究しながら、得られた知見を次の取り組みへとつなげています。その積み重ねが、当社グループが将来に亘り価値を創出していくための一つの力になっています。

変化を支える組織のあり方

D-LABが中長期の取り組みを継続的に進めていくために、組織の構造や運営のあり方についても設計を重ねています。
研究と事業を分断せず、短期から長期までの時間軸を同時に扱う構造により、不確実な領域においても試行を継続できる状態を保っています。また、大学やパートナー企業、スタートアップなど社外との連携を前提とし、多様な視点や知見を取り込みながら探索を進めています。
これまでの取り組みを通じて、不確実性を前提とした意思決定を段階的に進める組織基盤の強化にも取り組んできました。初期段階から成果の確実性を求めるのではなく、検証すべき問いを明確にし、学習の価値を基準にコミットメントの度合いを設計しています。複数の仮説を並行して扱いながら判断材料を蓄積し、適切なタイミングで意思決定を行うプロセスを通じて、不確実性と向き合いながら前進する検証と学習を重ねる組織能力を高めてきました。
こうした取り組みの蓄積は、個別プロジェクトの成果にとどまらず、人財の経験値や判断の質、社内外とのネットワーク、蓄積された知見といった組織に蓄えられた経験と関係性の広がりにもつながっています。これらは将来の選択肢を広げる基盤となり、次の探索や事業化の可能性を支える土壌となっています。
組織運営においては、個人の関心や強みを起点にプロジェクトを構成し、多様な専門性が交差する環境を育んでいます。会社と個人それぞれのパーパスを尊重しながら、共通の価値観と行動の前提を揃えることで、違いを創発へとつなげることを目指しています。
組織のあり方自体も固定化せず、変化に応じて磨き続けていくことを大切にしています。その姿勢のもと、D-LABは長期的な視点で未来に向けた可能性を育み、具体化へとつなげています。

トップメッセージ:変化の中で、価値のあり方を問い続ける

私たちは、JT Group Purpose「心の豊かさを、もっと。」を起点に、中長期的な視点で研究と事業の探索・育成に取り組んでいます。「心の豊かさ」は、JTグループがこれまで事業を通じて育んできた価値であり、時代や社会の変化とともにそのかたちを変えてきました。
単一の定義で捉えることが難しい価値であるからこそ、D-LABでは、研究と事業を横断しながらその可能性を探究し、将来に向けた価値創出に貢献するための知見を蓄積しています。社会や市場の前提が変化し続ける環境においても、価値のあり方を問い続ける姿勢が企業の持続的な成長につながると考えています。
2013年にプロジェクトとして始まり、2020年に恒常的な組織として位置づけられ、現在は約100名が在籍し、常時100を超えるプロジェクトを推進しています。
D-LABは、当社グループが大切にしてきた「心の豊かさ」という価値を数十年後の未来においても人々に届け続けるために、今後も多様な活動を行ってまいります。

執行役員 D-LAB担当 大瀧 裕樹 ポートレート

大瀧 裕樹

執行役員D-LAB担当

執行役員 D-LAB担当 大瀧 裕樹 ポートレート

大瀧 裕樹

執行役員D-LAB担当

私たちは、JT Group Purpose「心の豊かさを、もっと。」を起点に、中長期的な視点で研究と事業の探索・育成に取り組んでいます。「心の豊かさ」は、JTグループがこれまで事業を通じて育んできた価値であり、時代や社会の変化とともにそのかたちを変えてきました。

多彩な「心の豊かさ」を社会へ広げるアプローチ

実際にお客様にお届けするフェーズに広がりつつあるD-LABのプロジェクト。年代、性別、地域を越えた「Delightful Moment」を、あらゆる角度から検証しています。現時点では探索段階にある取り組みですが、まだ見ぬ「心の豊かさ」の実現に向けて、着実に歩みを進めています。

年代、性別、地域を越えた「Delightful Moment」を、あらゆる角度から検証するD-LABのプロジェクト紹介図。水のいらない歯磨きタブレット「Chupica」、"呼吸する"クッション「fufuly」、温泉配合のボディーシート「湯るまる」などが紹介されています。現在は、探索段階にある取り組みですが、「心の豊かさ」の実現に向けて、着実に歩みを進めています。 年代、性別、地域を越えた「Delightful Moment」を、あらゆる角度から検証するD-LABのプロジェクト紹介図。水のいらない歯磨きタブレット「Chupica」、"呼吸する"クッション「fufuly」、温泉配合のボディーシート「湯るまる」などが紹介されています。現在は、探索段階にある取り組みですが、「心の豊かさ」の実現に向けて、着実に歩みを進めています。
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