各地の森からの近況報告をお届けします!

2017年5月

春の訪れ

2017/05/11
湯前町役場 やまんじろう

今年は桜の開花も例年と比べますと遅く、4月に入ってようやく開花し始めたため、近年では桜の散った頃の入学式でしたが、今年は「ドキドキドン! いちねんせい」の歌にあるように「桜咲いたら1年生」となりました。

「JTの森 ゆのまえ」の森林内でもさまざまな植物の新芽が芽吹き始めており、山菜の王様「タラの芽」もあちらこちらで見ることができました。

この時期の森林内の巡視は、美味しいご馳走がたくさんあり、一番楽しい巡視になります。

こちらのタラの芽は、木が枯れないように採取して、この時期にしか味わえない山菜を堪能しました。

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九州は人工林が多く、特に湯前町は人口林率が9割以上であり、スギ・ヒノキの山が多く、山の表情が豊かとはいえませんが、そんな湯前町の森林でも場所によってはスギやヒノキのみならず、広葉樹の新芽が鮮やかに山を彩ります。

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また、春には「アユ」や「ヤマメ」の稚魚放流も各地で行われ、湯前町では湯前保育園の年長になった子どもたちが稚魚を放流します。

保育園の先生を先頭に子どもたちは、初めての稚魚放流にワクワク&どきどきの様子で、歩いて近くの都川に集まり、漁協の関係者の方にごあいさつをして、いよいよ稚魚の放流です。

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川の中は、アユが食べるコケ等でぬるぬるして不安定でしたが、保育園の先生に寄り添われて、誰も川の中で転ぶことなく、約10センチ、約8グラムのアユの稚魚を2,000匹放流しました。

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これから3~4カ月で大人のアユに成長するとのことで、夏にはアユがきらめく姿を見ることができると思います。

今回放流した都川は、「JTの森 ゆのまえ」が育んだ水が流れる川であり、森を育てることで豊かな川となり、アユやヤマメも育つことができます。

人が住む里や水田のみならず、川や海が豊かになるには、健康な山づくりが大事であると感じております。
今年度も間伐や再造林など、森林が最大限その力を引き出すことができるように、森林に寄り添い、森林の手入れを行っていきます。

5月12日(金)には、渓流の女王「ヤマメ」の稚魚放流を行います。
稚魚放流の様子は、JTの森便りに掲載予定です。