循環型社会の形成

水使用量の推移

JTグループでは、排水の水質保全に加え、水の効率的使用や循環利用に取り組んでいます。
製造工場では、水の使用方法や設備を継続的に見直すとともに、流量計の設置による「見える化」を行ったうえで無駄のない最適な流量へと調整しています。研究所やオフィスにおいても、節水型自動水栓の導入やトイレの洗浄水量の節減、再生水の利用など、日常の水使用量の削減に取り組んでいます。
国内では、2016年度の水使用量を前年度比で1%削減、2009年度比で18.9%削減しました。

廃棄物発生量と再資源化率の推移

JTグループでは「3R:Reduce(排出抑制)、Reuse(再使用)、Recycle(再資源化)」の活動を推進しています。
2016年度、国内では、廃棄物発生量は前年度比で13%削減、2009年度比では8.6%削減しました。
リサイクルについては、再資源化率向上に向け、廃棄物の分別の徹底や処理委託業者の見直しなどに継続して取り組んでいます。2016年度は、国内の製造工場のうち17工場でゼロエミッション(再資源化率99.5%以上)を達成しています。なお、再資源化した廃棄物には資源として売却、譲渡した量を含みます。

容器包装の削減・減量化

国内JTグループでは、容器包装材の環境負荷低減に取り組んでいます。また容器包装の3R活動に取り組む紙製容器包装リサイクル推進協議会の活動にも参加しています。

テーブルマーク(株)では、一部のパックごはん商品の容器包装形状を見直し、従来品と比較して、包装材使用量を約10%削減しました。これにより物流におけるエネルギー使用量の軽減や、家庭から出るごみの削減などに貢献しています。

JTグループの商品を購入していただいたお客様の家庭から排出される容器包装廃棄物については、容器包装リサイクル法に基づき、公益財団法人日本容器包装リサイクル協会に再商品化の委託をしています。

循環水の利用

JTビルで導入している再生水製造装置

JTビルでは、雑用水を利用した再生水製造装置を導入しています。厨房系排水の処理微生物を油脂分解微生物群から培養土壌菌へ変更することにより排水水質を安定させ、その処理水と生活排水を全量利用して再生水製造装置でろ過することにより、都の再生水の水質と同等の再生水を供給可能にしています。
供給開始以降、同装置によって月に再生水を1,300~1,400㎥ほど製造しており、JTビル1Fアトリウムの池の補給水にも使用されています。

「産廃処理・3R等優良事業場」として認定された取り組み

分別環境が整備されている関西工場の
エコステーション

2017年2月、JT関西工場は京都市より「第17回環境フォーラムきょうと」において、「産廃処理・3R等優良事業場認定制度」の特別表彰を受けました。
この認定制度は、産業廃棄物の適正処理の確保や3Rの推進等に向けた排出事業者全体の意識の向上を図るため創設されたもので、対象となる京都市内の約1,000の事業所の中から2014〜2016年度の3年連続で優良認定された7事業所が表彰されました。
関西工場は、エコステーション(ごみ集積場)での正しい分別の徹底と社員一人ひとりの廃棄物分別への意識が定着している点が評価されました。