各地の森からの近況報告をお届けします!

2014年7月

重富の森と錦江湾セミナー開催のお知らせ

2014/07/30
JT CSR推進部 森山中

8月18日(月)に、鹿児島県姶良市で「重富の森と錦江湾セミナー2014年夏」が開催されます。

JTの森大学実行委員会では、「JTの森 重富」や錦江湾などの魅力を伝えるため、地域の方に向けたセミナーを年2回の予定で開催しています。

今回は「〜重富の森で、人・自然・生きものの“つながり”を探ろう!〜」というテーマで、「JTの森 重富」でのフィールドワークと、「アリから見た鹿児島と世界のつながり」「重富の森で見られる生きもののつながり」という2つのセミナーが行われます。

フィールドワークでは、講師とともに「JTの森 重富」を歩きながら生きものを観察したり、見つけた生きものの“つながり”についての解説を聞いたりすることができます。

暑い夏、森の中で生きものたちがどのように過ごしているのかを見に行ってみませんか。

セミナーの詳細や申込み要領については、下記のセミナー案内(PDF)をご覧ください。

日時 2014年8月18日(月)9:00〜16:00
会場 鹿児島県姶良市脇元地区公民館、「JTの森 重富」
重富の森と錦江湾セミナー2014年夏

夏休みの自由研究〜セミの観察〜

2014/07/28
JT CSR推進部 やぶへび

先日の「JTの森 積丹」でのモニタリング調査の際に、羽化の始まったセミを見つけました。

セミの羽化はてっきり夜中に行われるものだと思っていたので、最初見つけた時は驚きましたが、夕方以降気温が下がる地域だと日中に羽化することも多いのだそうです。

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ちょうど見つけたとき、上体は殻から出ていました。この腹部で全体重を支える、のけ反るような体勢は、足を乾燥させて固くするために行われています。そのあと上体を起こし、翅(はね)を徐々に伸ばし始めました。

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殻から抜け出したところ。まだ翅は伸びきっていません。体を乾かすためでしょうか、さらに日当たりのよい場所へゆっくりと移動していきます。

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1時間も経つと、翅もまっすぐ伸びていました。
少し緑がかった白い成虫は本当にきれいでした。

台風8号通過

2014/07/10
湯前町役場 やまんじろう

7月としては過去最強クラスの台風8号が、9日〜10日にかけて九州を横断しました。

「JTの森 ゆのまえ」は、熊本県南部に位置しており、まさに台風8号の進路上でありました。
近年、熊本県南部の山間部では台風の接近もなく、被害は発生していませんでしたが、今回は久しぶりの接近。しかも進路上とのことで、台風による被害の発生を心配しておりました。

9日の夜中に短時間、強い雨風が吹きましたが、長時間にわたることはなく、幸い人的被害、農作物の被害の発生もありませんでした。

「JTの森 ゆのまえ」の林内も立木への被害、山腹崩壊の発生はありませんでした。

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ひとたび災害が発生すると、森林だけではなく住民の生命や財産、ライフラインに大きな被害をもたらします。

町有林の管理を預かる係の担当者として、自然災害に油断は禁物ですが、手入れが進んでいる森林は、異常気象の際にも「頑張って耐えてくれるだろう」との安心感があります。
しかし、手入れが遅れている森林は「山腹崩壊を起こさないか」「長い年月をかけて育った木が倒れたり折れたりしないか」などの不安が増大するので、手入れの重要性を強く感じます。

「JTの森 ゆのまえ」は、2009(平成21)年度から「JTの森 ゆのまえ 森づくり活動計画」に基づき、森林の手入れを進め、早急に手入れが必要だった森林を健全な状態へと回復出来つつあります。
しかしながら、森林は手を入れればすぐに森林内の健康状態が回復するわけではなく、5年、10年と長い時間をかけて健全な状態へと変わっていくものだと思います。

森に流れる時の流れを感じながら、これからも丁寧に森林の手入れを進めていかなければと思いました。