各地の森からの近況報告をお届けします!

2014年9月

「JTの森 積丹」で秋のモニタリング調査を行いました

2014/09/29
積丹町役場 森山中

つい先日に夏の調査を行ったばかりと思っていたら、もう秋の気配がする北海道。9月24日(水)、25日(木)に「JTの森 積丹」で行われた秋のモニタリング調査に参加しました。

今回は、木の生長を調べる「林層調査」、生息する昆虫を調べる「地表性昆虫類調査」、土壌の保水力を調べる「保水性調査」を行いましたので、簡単にご紹介します。

「林層調査」は木の「身体測定」です。
ヒトに例えると、身長にあたる樹高、腕や股下の長さにあたる枝張や枝下高、腹囲にあたる胸高直径を測定しました。

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胸高直径測定中。

「地表性昆虫類調査」は、環境に応じた昆虫が生息していることを踏まえ、環境の指標となることから実施しています。

前日に仕掛けたトラップから昆虫類を回収し、あらかじめ設定した分類に従ってピンセットを使って分別します。
大きな昆虫は楽なのですが、アリのように小さな昆虫をつまむ作業は目がしょぼしょぼしてきます。

分別回収した昆虫は「同定」と呼ばれる種名を特定してもらう作業のため、専門家に預けます。

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しばし童心に戻って? 分別中。

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捕獲した昆虫。

「保水性調査」は調査方法がとても簡単なのに、得らえる結果が予想できないところが面白い調査です。

土に水を注いだあと、流れ出てくる水を回収しながら出てくるまでの時間や流出量、水の色を調べます。土によって注いだ量の半分しか出てこなかったり、泥水もあれば比較的透明な水が出てきたりと、調査対象エリアごとに個性が現れます。

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同時に同量の水を注いでも、回収した水量や色に違いが。

夏休みの自由研究にも見える調査ですが、「JTの森 積丹」における大切な仕事の一つです。調査結果がまとまりましたら、「JTの森」ウェブサイトにて報告する予定です。お楽しみに!

おまけ!

森を歩いていたら、「JTの森 積丹」の厄介者を発見!
ニセアカシアが入り込んでいましたので、さっそく除去しました。

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秋が深まってきました!

2014/09/26
積丹町役場 秋の雪だるマン

9月も下旬を迎え、日も短くなり、朝晩の冷え込みが厳しくなってきました。

森の様子を見てきました。
この春の活動で、トドマツの下刈りを行った場所です。

この場所は協定を締結し、第1回の活動でトドマツの植樹を行った場所でとても思い入れがあるところです。
植栽当時は、35cmほどだったトドマツですが、3年が経過して今では85cmとなり、50cmも成長しました。

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2011(平成23)年6月4日(土)の第1回活動の様子。
JT社員とそのご家族、町民の皆さんでトドマツを植えました。

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成長のよいもの、悪いものとまちまちですが、元気に成長しているようです。しかし、まだまだ周りの笹やワラビなどの雑草の方が背が高く、下刈りはあと数年かかりそうです。

「JTの森 積丹」の中では、山ぶどうや栗などが実っていました。昨年は不作だったのですが、今年は豊作のようです。

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それに、コチラも豊作でありますように……。

“落葉きのこ(ハナイグチ)”
味噌汁が最高です。

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おまけ!

積丹岳の表情です。
はっきりは見えませんが、山頂付近が緑から茶褐色に変わっていました。
これから、ますます寒暖の差が大きくなり、紅葉が見ごろになってきます。

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