各地の森からの近況報告をお届けします!

2016年6月

献納米の田植式が行われました

2016/06/17
JT CSR推進部 スタッフ

JTは鳥取県八頭郡智頭町慶所において、2007年8月から2015年8月までの8年間、「とっとり共生の森事業」として「JTの森 智頭」で森林保全活動を行ってきました。

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今回、「JTの森 智頭」の活動にもご尽力いただいた森下さんが、秋に皇居で執り行われる新嘗祭(にいなめさい)に献納する米を育てる「献穀奉仕者」に選ばれました。

新嘗祭は、稲の収穫を祝い、翌年の豊穣を祈願する宮中儀式のひとつ。毎年、11月23日に天皇陛下がその年に収穫された穀物を神々に供え、自らも召し上がります。

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鳥取県内では毎年、献穀奉仕者と齋田が選定されていますが、智頭町の水田が選ばれるのは16年ぶりとのこと。そして、この献納米の苗が植えられる「献穀齋田(けんこくさいでん)」には「JTの森 智頭」を水源とする水が流れ込んでいるのです!

4月12日(火)に行われた新嘗祭供御(くご)献穀齋田播種(はしゅ)式に続き、5月17日(火)には新嘗祭供御献穀齋田田植式および豊作祈願田植式が実施されました。

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新嘗祭供御献穀齋田田植式では神事が執り行われ、慶所集落の浮田区長による鍬入れや、献穀奉仕者の森下さんご夫妻が祭壇に設えられた齋田へ苗を植える、田植えの儀が行われました。

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その後、鳥取県の平井県知事や智頭町の寺谷町長など、関係者による玉串奉奠(たまぐしほうてん)が行われました。

続く豊作祈願田植式では場所を齋田に移し、記念田植えを実施。青々とした苗を手植えし、豊作となることを祈りました。

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田植え終了後は近くの公民館に移動し、神事の後に食事を参列者一同でいただく“直会(なおらい)”を行い、一連の式を終えました。盛りだくさんの料理は「JTの森 智頭」の活動の際にもおいしい昼食を作ってくださった地元の女性の皆さんの手によるものです。

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水源かん養能の発揮を目指す「JTの森 智頭」の活動は終了しましたが、植えたクヌギやコナラなどは、さらに枝葉を広げ、樹木は太く高く成長しています。間伐を行ったヒノキ林には木洩れ日が差し込み、地面には下草が茂っています。

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この森を源にした水が森下さんの献穀齋田をはじめ、近隣の田畑を潤し、豊かな恵みを生み出してくれています。

順調に苗が成長し、無事に実りの秋を迎えられますように!