各地の森からの近況報告をお届けします!

2016年10月

「国土緑化推進機構会長賞」受賞!

2016/10/31
湯前町役場 やまんじろう

「育樹の輪 広げる森と 木の文化」を大会テーマとして、全国育樹祭が10月9日(日)に京都府南丹市「府民の森ひよし」で開催されました。

全国育樹祭では、ふれあいの森林づくりに貢献した団体等を表彰する「ふれあいの森林づくり表彰」が行われ、当町からも「JTの森 ゆのまえ」の取り組みを主な内容として推薦書を提出し、当表彰では最高賞にあたる「国土緑化推進機構会長賞」を受賞しました。

今回、この全国育樹祭に受賞者として当町の鶴田正已町長とともに出席して参りました。

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全国育樹祭の式典の前日には、皇太子殿下も御出席される懇談会に国土緑化推進機構会長賞の受賞者として御案内いただき、受賞者6名に皇太子殿下からお祝いのお言葉をいただきました。

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(全国育樹祭・懇談会の公式カメラで撮影された写真)

全国育樹祭の式典会場の駐車場には、100台前後の参加者送迎用の大型バスが駐車しており、会場内は多くの参加者であふれ大変賑わっておりました。

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皇太子殿下が座られる席や正面のステージは、京都府産の杉で作られており、見た目も大変きれいで、温かみのあるステージでした。

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式典においては、北山杉の絞り丸太の伝統的な製作過程の紹介や、樹齢30年程の北山杉の枝打ちの様子を紹介する演出もあり、飽きることなくイベントが進められました。

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地元の高校の茶道部の皆さんが京都らしく和服を着て、表彰式に華を添えられました。

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全国育樹祭の協賛企業の皆さま。

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今回、ふれあいの森林づくり表彰において国土緑化推進機構会長賞を受賞いたしましたが、これもひとえに地元の森林組合をはじめ、森林の持つさまざまな機能を理解いただき、森林にふれあう活動に熱心に取り組んでいただきました企業の皆さまのおかげであります。

今後も、「JTの森 ゆのまえ」をはじめ、地域の森林としっかり向き合い、森林が本来持つ様々な機能を最大限発揮できるよう、森林の成長のお手伝いを続けていきます。

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もうすぐ“冬”が来ます!

2016/10/28
積丹町役場 秋の雪だるマン

北海道・積丹では、“冬”が一歩一歩近づいています!

「JTの森 積丹」秋の森林保全活動が、去る10月15日(土)に余別川流域エリアで行われました。
今回の活動では、カラマツ林の除伐作業と伐倒木を馬で運搬する“馬搬”の実演を行いました。

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馬搬は重機が発達していない時代に行われていたもので、伐倒木を馬により運搬していました。

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現在は材価も安いため、低コストで効率よく木材を切り出す必要性から、林業機械により列状に間伐しています。
細い木も、太い木も全部伐採するため、急傾斜地では雨水により表土の流出などが懸念されます。

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その点、馬搬は定性間伐(=樹冠や劣勢木など周囲の状況から伐倒木を選木し残った木を大きく育てる施業方法)をすることができるので、山にとっては優しい施業方法かもしれません。

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■おまけ……

北海道・積丹は秋が一気に駆け抜け、冬が近くなってきました。
今年は、秋の恵みの落葉キノコ(=ハナイグチ)が豊作だったとか。「JTの森 積丹」でもこの通り……。

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献納米の抜穂(ぬいほ)式が行われました

2016/10/12
JT CSR推進部 森山中

JTは鳥取県八頭郡智頭町慶所において、2007年8月から2015年8月までの8年間、「とっとり共生の森事業」として「JTの森 智頭」で森林保全活動を行ってきました。

今年は、「JTの森 智頭」を水源とする齋田で、秋に皇居で執り行われる新嘗祭(にいなめさい)に献納されるお米が育てられています。4月26日(火)に出穂(しゅっすい)し、5月の低温で生長が緩慢になったものの、7月の好天により順調に生長。そして9月になり、いよいよ収穫のときを迎えました!

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9月12日(月)、智頭町慶所にて、収穫の儀式である新嘗祭供御(くご)献穀齋田(けんこくさいでん)抜穂式(ぬいほしき)と、収穫感謝祭が執り行われました。

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抜穂式では林昭男鳥取県副知事をはじめ関係者が見守る中、奉仕者の森下ご夫妻が大切に育ててきた稲を刈り取り、慶所集落の浮田区長の手で神前に届けられました。

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その後の収穫感謝祭では、記念の稲刈りを実施。かすりの着物と赤いたすきを身に着けて稲を刈る“御刈女(おかりめ)”姿の女性たちと共に、来賓の方々が豊かに実った稲穂を丁寧に刈っていきました。

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収穫された稲は乾燥や脱穀、籾摺(もみす)りを経て精米され、一粒一粒、手で選別されて献納米となり、10月に皇居へ献納される予定です。

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収穫感謝祭終了後は慶所公民館へ移動し、関係者が一堂に集まって食事をいただく直会(なおらい)が行われ、献納米と同じように栽培されてきた新米がふるまわれました。

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天候や有害鳥獣の出現など、稲の生育はさまざまな自然環境の影響を受けます。関係者の方々とお話しすることで、改めてお米ができるまでの大変さを知り、五穀豊穣への感謝を改めて感じた一日となりました。