各地の森からの近況報告をお届けします!

2017年6月

「JTの森」を通して3町が交流

2017/06/09
湯前町役場 やまんじろう

「JTの森 ゆのまえ」の森林保全活動を、5月20日(土)晴天のもと開催いたしました。
今回は、週間天気予報もずっと晴れが続く予報となっており、天候の心配をすることもなく森林保全活動当日を迎えることができました。

九州各地から参加者を乗せたバスも予定より少し早く到着しまして、スムーズに「JTの森 ゆのまえ」森林保全活動の開始です。
5月とは思えないほどに気温が上がり、午前10時40分の開会式の時点ではじっとしているだけで汗ばむほどに……。

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今回は、湯前町と同じくJTとともに森づくりに取り組まれている「北海道積丹町」と「高知県奈半利町」からもご参加いただきました!

開会式では3町の交流の証として、それぞれの森の活動で使っております「JTの森タオル」の交換セレモニーを行いました。

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北海道積丹町と高知県奈半利町のタオル交換。

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写真左より、前田JT常務執行役員・西川積丹町学校教育課長・高橋奈半利町副町長・鶴田湯前町長・加藤JT九州支社長。

熊本弁バージョンのラジオ体操で、体と心を森林保全活動モードにしていただき、いよいよ「JTの森 ゆのまえ」への移動開始です。

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今回は、森林保全活動の前に森の課外教室として「働くくるま 〜高性能林業機械の紹介〜」と題し、上球磨森林組合の職員の方から、間伐や主伐の最前線で活躍している林業用の機械に関する教室を行いました。

2015(平成27)年時点では、国内には約7,700台の高性能林業機械があり、10年前と比べて約2.6倍になっており、木材の生産性の向上に大きく貢献しております。

森の課外教室では、木をチェーンソーで伐倒し、スイングヤーダ(=木を集材する機械)で伐った木を引き寄せ、プロセッサ(=木の枝を払い、規定の長さに切りそろえる機械)で玉切りをして、フォワーダ(=木を運搬する機械)で木を運搬するまでの流れを実演しながら、それぞれの機械の役割について説明をしていただきました。

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①チェーンソーで木を伐り倒す。

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②スイングヤーダで木を集材。

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③プロセッサで木を玉切り。

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④フォワーダで木を積み込んで運搬。

教室では、参加者の中から特別に2名の方に高性能林業機械(プロセッサ)の操作体験を行っていただきました。
初めての体験で少し緊張されたかと思いますが、上球磨森林組合の職員の方が寄り添われ、安全に操作を体験していただきました。

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森の課外教室が終了すると、いよいよ森林保全活動の開始です。

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班毎に活動場所に移動して、まずは簡単に自己紹介をして作業に入ります。

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今回の森林保全活動は、「森林作業道の改良作業」です。
2016(平成28)年度に「JTの森 ゆのまえ」内の37.17ヘクタールの間伐を行いましたが、その際に開設した「一時的」な木材の搬出道を、今後も恒久的な森林作業道として使えるように、路面を整地したり、路面が弱い箇所に砂利を敷きならす作業を行っていただきました。

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森林保全活動の時間には最高気温が31度まで上がり、大変暑い中での作業になりましたが、もくもくと作業していただいた結果、立派な森林作業道が完成しました!

■活動前

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■活動後

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雨天時に路面を流れる雨水が集中して路面を削らないように、雨水を分散させるための排水箇所も必要な場所に設けていただき、重機を一切使用せずに、多くの方の手作りによる立派な森林作業道が完成です!!

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路面を流れてきた雨水はこの溝により排水されるため、雨水を分散して排水処理できます。

暑い中、一生懸命頑張っていただいた後は、青空の下バーべキューで空腹を満たしていただきました。

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昼食の時間には、湯前町の物産販売に加え、北海道積丹町と高知県奈半利町の物産販売も行っていただきました。
北海道と高知県ならではの特産品が並び、参加者の方も興味津々で品定めされ、多くの商品をご購入いただきました。

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昼食の後はオプション活動として、「コーヒーとくるくる巻きパン作り」、「カヌー体験」、「温泉入浴」に分かれて、それぞれの時間を過ごしていただきました。

■コーヒーとくるくる巻きパン作り

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■カヌー体験

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多くの方にご参加いただき、ありがとうございました。
次回も、森林・林業への理解と地元との交流が深まるように、活動の内容をより充実させ、「JTの森 ゆのまえ」とともに多くの方のご参加をお待ちしております。

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最後に……

今回は、北海道積丹町と高知県奈半利町から遠路ご参加いただきました。

JTとともに森づくりに取り組む町が集まる機会でしたので、森林保全活動前日に「JTの森 懇談会」として、それぞれの森林・林業の課題と現状と「JTの森」をテーマにディスカッションしました。

懇談会ではお互いの森林・林業の現状と「JTの森」の取り組みについて紹介し、意見交換を行いましたが、改めてそれぞれの地域で森林の様子(地形や樹種、気候)や森林に携わる人、森林の活用が違っていることを感じました。
また、各地の森林・林業の課題に「JTの森」がしっかりと現場に寄り添った取り組みであることを感じました。

今後も、「JTの森」を通して多くの町や人との交流を深めていきたいと思います。

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本当に最後に……

「JTの森 ゆのまえ」のタオルが新しくなりました!
誰かが覗き見してます。

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渓流の女王になってね

2017/06/02
湯前町役場 やまんじろう

4月のアユの稚魚放流に続きまして、5月12日(金)に“渓流の女王”ともいわれる「ヤマメ」の稚魚を湯前保育園の年長の子どもたちと一緒に放流しました。

ヤマメの養殖場で育った重さ4グラム程のヤマメの子どもたちを3つの河川に2,500匹ずつ、合計7,500匹放流しました。

来年になると大人の大きさのヤマメに育つとのことで、これから訪れる梅雨の大雨にも負けずに立派な渓流の女王になってくれることを願って放流です。

ヤマメを放流する河川は上流域にあるため、河川の幅も狭く、3~4人の班に分かれての放流になりましたが、待っている子どもたちの方からは、「○○ちゃんガンバレ~!」、「ヤマメちゃん大きくなってね~!」など、かわいい声が川に響き渡り、賑やかな放流になりました。

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今回は、保育園の先生にも放流を体験いただき、最後にはタライを使って放流していただきました!

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この放流の日、偶然ホタルを発見。あっという間の春も終わって、いよいよ梅雨を迎える時期になるのを感じました。

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